大切な人への日ごろの感謝の意を表して提供するといわれているのが、お中元です。
もともとはお中元というものは江戸自体に商人達の間で奉公に来ているもの達の給料や暑さ対策などとして
提供されたと言われています。そのため、適切な方法によってマナーを守って、
大切な人々に感謝をこめて贈りたいものだと言われています。
お中元を贈る季節
実は関東と完済では送る季節が異なっているということをご存知でしょうか。
地域が違うと送る季節に迷うという人も多いと言われていますので、
もし気になるときには地域に昔から住んでいる人に質問してみるといいでしょう。
基本的に関東では新暦の7月15日までに贈ることが一般的なようです。
そのため、6月の末から7月の上旬に贈ることが多いと言われています。
対して関西よりも西の地方では、基本的に旧暦の7月15日までに贈ることが
一般的と言われていますのでそのころに贈ることが大切だと言われています。
贈るときに気をつけること
最近ではあまり気にする人も少ないと言われていますが、きちんとしたマナーに気を配ることによって、
通常よりも感謝の意が伝わりやすくなると言われています。
たとえば、相手の家が喪中というときには、土用や立秋、更にお盆前後を避けて贈ることが
マナーだと言われていますので、できたらそのシーズンは避けておいたほうがいいでしょう。
また、贈るときには、ある程度目上の方の場合には、一筆挨拶状をつけておくことによって、
納得できる贈り物としてよろこんでもらえやすいと言われています。
更に、最近は宅配便で直接贈ることが定番となっていますので、いつごろなら家にいる時間なのか、
事前にチェックしてから購入したほうがいいでしょう。
贈ってよろこんでもらえやすいもの
基本的に飲み物類はよろこんでもらえやすいと言われています。
たとえば、お酒を積極的に飲む方ならば、ビールなどは好まれるでしょう。
また、定番ですが洗剤や油は喜んでもらえやすいと言われています。
更に夏ならばこそ、そうめんなど麺は喜んでもらえる確率が高いでしょう。
通常よりも食が細くなりがちという人も、そうめんならば食べてもらえる確率が高いと言われています。
また、最近では商品券を提供してもらい、自分の好みのものを購入するというしっかりタイプの人も
増えていると言われています。確かに、商品券ならばいただいておくだけで自分達の好みのものを
購入できるので大変便利だといわれています。だからこそ、事前にある程度品物の好みについて
チェックすることが大切と言われています。
お中元の相場
基本的に贈る相手がどのような立場の人かによって異なると言われています。
たとえば、上司や両親の場合には一般的に5千円前後が平均だと言われています。
兄弟などの親戚関係は、もう少しリーズナブルな価格でも問題はないと言われています。
できるだけ自分達の財布に見合ったものを相手に贈ったほうが、
相手にもよろこんでもらえやすいと言われていますので、ぜひ参考になればありがたいです。
参考URL:http://www.zoto.jp/manner/sasa_ochugen.html