実践ギフトマナー講座

出産内祝いに悩んだら

出産

出産内祝いの基本

出産直後はお食い初めが終わる頃までは色々と慌ただしかったり、お母さんもまだ体調が戻っていなかったりと、お祝いをいただいていてもすぐにはお返しができないことも多いです。
ですから、出産前から出来る範囲のことはやっておくのも1つの手です。
内祝いはできればお宮参りまで、もし遅れる場合でも生後2ヶ月以内には贈りましょう。
金額の目安として、いただいた品物の3割から半額程度でとよく言いますが、高価な物をいただいた場合はこの限りではありません。
無理のない範囲で失礼のないよう、お礼の気持ちが伝わるような品物を贈ります。
また水引は紅白の蝶結び、表書きは赤ちゃんの名前にし、名前の読みが他にもあったり難しい読みの場合はふりがなをつけておくと親切です。
メッセージカードなどをつける場合は、お返しという言葉を避けます。
これは、もらったから返す、と取られることがあるからです。
せっかくの出産内祝いだからと赤ちゃんの写真を、という人も多いですがごく親しい身内だけにしておいた方が無難です。
受け取る方には様々な事情があり、赤ちゃんの写真を見て気持ちに負担をかけてしまう可能性がある、ということを考慮しましょう。

内祝いにオススメの品

出産のお祝いは、親しい人からいただくことが多いので相手の好みや家族構成も分かっていることも多いでしょう。
そのおかげで内祝いの品物を選びやすい人もいますが、逆に考え過ぎたり迷ってしまって決まらない、という人も多いです。
好みとは別に贈る相手ごとに共通して喜ばれる物、というのもあります。
たとえば、同年代の相手であれば自分では買わないけれど貰うと嬉しい、おしゃれなアイテムが良いです。
シングルやカップルなら、おしゃれな生活雑貨、ブランド志向のスイーツなど食品類が、子供のいる家族だったら日常的に使える洗剤やタオルなどの消耗品が喜ばれます。
普段あまり付き合いのない親戚や、会社関係などの場合は相手の好みが分からないことも多いので定番のタオルなどの実用品やカタログギフトが無難です。

どうしても内祝いに迷ってしまった時に便利なサイトがあります。
内祝い・出産内祝いの「たまひよの内祝い」|Benesse(ベネッセ)
こちらは、たまごクラブやひよこクラブなどの雑誌を出しているベネッセが運営しているネットショップです。
名前の通り、たまひよ、つまり出産を控えたママや出産したばかりのママにぴったりの内祝いに特化したサイトです。
内祝いのマナーや選び方まで紹介されていますし、人気ランキング、アイテム、ブランド、贈る相手など様々な角度から適した品物が選びやすくなっているため、迷ってしまった時に助かります。
ネットショップですので、ちょっとした時間を少しずつ使って色々と見て決めるということもできるのが嬉しいですね。