8月の誕生花「トルコキキョウ」の花言葉

誕生花「トルコキキョウ」の花言葉、花言葉の意味

トルコキキョウは、結婚式のブーケやフラワーアレンジでよく使われている花の一種です。
「トルコキキョウ」という花の名前は知らなくても、華やかなブーケを見たことがある人なら「あの花か」とわかってもらえるでしょう。

トルコキキョウはリンドウ科ユーストマ属の植物で、まっすぐな茎と大きく多重に開く花弁を持っているところが特長になっています。
原産地は北アメリカですが、現在では日本国内でも広く栽培されており、育てやすくきれいに咲いてくれることからガーデニング用としても非常に人気がある花です。

トルコキキョウの属する「ユーストマ」というのは、ギリシア語の「eu(良い)」と「stoma(口)」という言葉が組み合わさったものです。
その名前からわかるように、トルコキキョウは「よい語らい」を象徴する花として用いられており、プレゼント用としてもピッタリの花とされています。
花言葉は「優美」「すがすがしい美しさ」「希望」「良い語らい」「思いやり」「あなたを思う」と、これもまた良いイメージばかりとなっています。

ちなみに「キキョウ」という名称がついていますが、日本でお馴染みの桔梗とは植物的には異なる種類です。
更に言うとトルコで特に有名な花というわけでもなかったりします。
名称がつけられた理由は、丸く多重に咲く花弁がトルコターバンに似ているということと、一重で咲く時の様子が桔梗に似ているからです。

原種は一重の花弁のものが多かったのですが、現在は品種改良により八重咲きのタイプのものの方が多く流通しています。

約300種以上の園芸種がある

トルコキキョウは品種改良が多く進んでいる品種であることから、現在流通しているものだけで約300種類にもなっています。
ですのでプレゼントとして贈る時には、形や色などの中から好みのものを選んでブーケにすることができるという楽しみがあります。

種類が豊富であることからフラワーアレンジもしやすく、生花だけでなく切り花などとしても使われることがよくあります。
品種改良によって多弁のものもあるので、バラのような華やかな印象がありつつ、柔らかいイメージにすることが可能です。

ポジティブな意味の花言葉を持っていることから御祝の席には欠かせない存在となっており、大切な人に贈るブーケとしても多く販売されています。

トルコキキョウの中でも最も人気があるのは「レイナホワイト」という白色系の品種で、花径が10~12cmにもなり、圧倒的な存在感と優美さが感じられます。
この「レイナ」という言葉はスペイン語の「女王」を意味しているので、大切な女性に対しての敬意を示すための花としておすすめです。