カスミソウの花言葉
カスミソウの花言葉は、「感謝」「無垢の愛」、そして「幸福」です。
花の色は基本的に白が多いですが、品種によっては淡いピンク色をしたものもあります。
花の中には色によって花言葉が異なるものがありますが、カスミソウは花の色によって変わることはなく、色や大きさ、品種が変わっても同じです。
カスミソウの特徴
カスミソウといえば、花束やフラワーアレンジメントに欠かすことができない存在で、小さく白い花を優雅に咲かせる植物として知られています。
ナデシコ科ジプソフィラ属の植物で、和名は霞草と呼ばれており、主にヨーロッパとアジアに自生し石灰質の土を好む点が特徴です。
土壌によってカスミソウが繁殖しやすい地域もあれば、そうでない地域もあります。
この花は、5月から7月にかけて花を咲かせます。
品種によって一年草のものと宿根草とがありますが、どちらも成長すると背丈は1メートル以上と大きくなるのが特徴です。
以前では鉢植えやプランターには向いていないと考えられていましたが、近年では大きく育たない品種も開発されており、鉢植えに適したカスミソウを見つけることもできます。
カスミソウは品種によってはピンク色はあるものの、多くは白色です。
しかし近年では、見た目のバラエティを豊かにする目的で着色したものも登場しています。
鉢植えでの着色はなく、多くはフラワーアレンジメントやブーケなどの切り花に使われる手法として人気があります。
カスミソウは品種によって花の大きさが異なるほか、一重咲きと八重咲きとがあります。
見た目の雰囲気が変わるため、カスミソウを選ぶ際には目的やニーズに合わせて適したものを選びたいものです。
例えばプロポーズの際にバラの花束にカスミソウを加えるなら、主役であるバラを引き立てるために小ぶりのカスミソウを選ぶと良いでしょう。
一方で、フラワーアレンジメントのように一つ一つの花が主役となれる使い方では、大ぶりの八重咲きタイプを選ぶことも可能です。
またカスミソウを単体で花瓶に生けるなら、異なる品種をコラボさせれば表情が豊かになります。
カスミソウの取り扱い方
カスミソウは白く小ぶりの花を咲かせるため、幅広い花と相性が良いという魅力があります。
そのため、花束やフラワーアレンジメントはもちろんのこと、鉢植えなどにも活躍してくれます。
大きな花と合わせれば主役を引き立てる役割をしますし、カスミソウだけでも可憐で華奢な雰囲気を楽しめます。
カスミソウはまた、花と茎に含まれている水分量が少なく、乾燥に時間がかかりません。
そのため、ドライフラワーにも適しています。
カスミソウでドライフラワーを作る際には、適度な長さに切り分けたうえで風通しがよく直射日光が当たらない場所へつるしておきましょう。
1週間から2週間程度で美しいドライフラワーとなります。