マーガレットの花言葉は色によって異なる
園芸用としても切り花としても人気があるマーガレットは、お花屋さんに行くと目にすることが多い花の一つです。
リーズナブルに購入できて育てやすいため、自宅で栽培している人も多いのではないでしょうか。
そんなマーガレットの花言葉は、花の色によって異なることはご存知ですか?
白い花は、純白で可憐な姿をイメージさせることから「秘めた思い」という花言葉を持っています。
黄色の花、華やかでおしゃれな雰囲気があり、花言葉は「美しい容姿」です。
母の日によく使われるピンク色の花は、「真実の愛」という花言葉を持っています。
多くの花は、枯れると花弁が落ちてしまいます。
しかしマーガレットの場合には、花が枯れても花弁は落ちません。
そうした性質から、「落ちない花」として受験生のお守りやご利益としても使われています。
特に神奈川県や静岡県においてマーガレットは受験生へ贈りたい花として人気があり、受験シーズンになるとプレゼントのためのキャンペーンなどが開催されています。
色によって花言葉が変わるマーガレットですが、色に関係なくどの花色にも共通する花言葉があります。
それは、「私を忘れないで」というものです。
なんとなく、別れを感じさせる花言葉ではないでしょうか。
素敵な思い出を忘れないという意味と願いを込めて、卒業式や新生活のタイミングで、マーガレットを贈ることもあります。
多種多様だからこそ、花言葉と一緒に贈りたい
マーガレットは、古くから人気がある花です。
フランス王妃だったマリー・アントワネットもこのマーガレットをこよなく愛したと言われていて、彼女が済む宮殿の庭にはさまざまなマーガレットが植えられていたのだとか。
バラのようにゴージャスな雰囲気を持っているわけではないけれど、可憐で華奢な可愛さを感じるマーガレットはさまざまなシチュエーションで活躍してくれる花です。
色によって花言葉が異なるので、マーガレットを贈る際にはぜひ花言葉を添えて贈りましょう。
そうすれば、色ごとの花ことばを知らない人でも花ことばを知って喜んでくれます。
マーガレットには、たくさんの種類があります。
その中には、濃いピンク色の花弁が美しくてゴージャスなファイアークラッカーという品種もあれば、コスモスのようにも見える一重先のチェルシーガールなどもあります。
マーガレットと言って多くの人がイメージする品種は、白や赤、黄色の花弁が魅力のモリンバです。
見た目の雰囲気は異なっても、マーガレットはすべてキク科に属しています。
開花時期はその土地の気候や風土によって異なりますが、11月から5月と比較的長い開花時期です。
お花屋さんに出てくるのは3月から4月ごろが多く、公園や花壇などでもこの時期になると色とりどりのマーガレットを楽しめます。