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12月の誕生花「ポインセチア」の花言葉

誕生花「ポインセチア」の花言葉、花言葉の意味

クリスマスのシーズンになると、フラワーショップの店頭を鮮やかに飾ってくれるのがポインセチアです。
ポインセチアは燃えるような真っ赤な色をしているのが特長で、緑色の葉と合わせてクリスマスカラーを彩ることから、ツリーやイルミネーションとともに飾られているのをよく見かけます。

クリスマスのイメージから、ポインセチアは12月の誕生花ともされており、特に12月25日の誕生花というふうにも言われます。
花言葉は「聖夜」や「幸運を祈る」となっているので、こちらもまさにクリスマス向けといえるでしょう。

冬のイメージが強いポインセチアですが、原種はメキシコ原産の高温乾燥地域に自生しています。
また花弁のように見える真っ赤な部分は実は葉であり、正しい意味でのポインセチアの花は中央に小さくついているピンク色の部分のみなのです。

もともとが高温乾燥地域の植物ということから実は寒さに弱く、プレゼントなどとして贈る場合は屋外に放置するのではなく、暖かい室内で栽培してあげる方がよいでしょう。

なお、ポインセチアの中でも、中央の花が大きく広がるような苞をしているものも見かけます。
これは正しくは「プリンセチア」と言い、サントリーフラワーズが独自に開発した品種です。

赤い色以外にもあるポインセチア

クリスマスシーズンに出回る赤いポインセチアがあまりにも目立つので、ポインセチアといえば赤色というふうに考えている人も多いでしょう。
ちなみになぜポインセチアがクリスマスカラーとなっているかというと、これはキリスト教において真っ赤な色がキリストの血を象徴しているからとされています。
赤いポインセチア独自の花言葉として「私の心は燃えている」というものもあり、クリスマスに合わせて愛の告白をする時にもぴったりと言えます。

一方で、赤色以外にもポインセチアの種類があります。
主なものとして白色とピンク色がありますが、花言葉は白色は「あなたの祝福を祈る」「慕われる人」、ピンク色は「純潔」「思いやり」となっています。
白色やピンク色も葉の部分が大きく鮮やかに彩られていることから贈り物にしやすく、鉢植えとして持ち運ぶことができて便利です。

最初にも書きましたが、ポインセチアは色に関係なく寒さに弱いので、5℃以下の場所に置いてしまうとせっかくの葉の部分が落ちてしまいます。

また乾燥地域に生育する花であることから、水やりも頻繁にする必要がありません。

大事に世話をしていくことで、クリスマスが終わってからもお正月の時期までもたせることができるので、プレゼントとしてあげたりもらったりする時には丁寧に取り扱いをしてあげてください。