お歳暮の文化とマナー
今でも日本の文化としてお歳暮を大事にしている方が多くいます。
なので、以下のようなマナーを前もって知っておくと、いざお歳暮を贈る際に問題が起きる可能性が小さくなるでしょう。
お歳暮のマナーその1ですが、「挨拶は行ったほうが良い」というマナーが存在します。
今では、お歳暮をパソコン、携帯などを使用して、インターネットの通販サイトで購入している人が増えています。
そのため、挨拶状などを送らない、もしくは電話などで挨拶をしないという人もいますが、お歳暮を贈る時は挨拶も行ったほうが好印象となるのです。
お歳暮というのは、相手を思いやっている、もしくは友好的な関係を築き上げるために行っています。
なので、「プレゼントを贈るだけ」・・・ではもったいないでしょう。
もし、直接会話をするのが苦手という場合は、贈答品に挨拶状を同梱させている状態で、贈答品を手渡すようにするというのも1つの手段です。
お歳暮のマナーその2ですが、「お礼、お返しは必ず行う」ようにしましょう。
近年では、お歳暮は「贈答品をただ贈るだけ」という人が増えているそうです。
ですが、目的があってお歳暮を選び、そして贈っているわけなのですから、お互いに「お礼、お返しをする習慣を作ったほうが良い」のです。
特に上司といった目上の人に対してお歳暮を贈る場合は、このようなマナーを忘れないほうが良いです。
お礼、お返しが一切無い・・・ということは、同格として扱っているという意味になりますし、礼儀知らずと思われてしまうこともあるからです。
また、このような対応は「贈答品を受け取ってから3日以内」が好ましいので、後で対応する・・・という対応では、礼儀知らずと受け取られてしまう可能性があります。
お歳暮の基礎知識
お歳暮の基礎知識となりますが、贈答品を贈るタイミングは大まかに分けて、「事始めの日(12月13日)」、もしくは「11月中旬」が良いとされています。
元々は、12月13日にお歳暮を贈るという習慣があったのですが、今ではインターネットを利用して、すぐにお歳暮を選ぶ、購入して発送する・・・ということが可能になっています。
そのため、インターネット、もしくは対応が早い大型デパートを利用して、11月中旬にお歳暮を贈るという人が増えているのです。
遅すぎては意味がありませんので、このような時期を意識してお歳暮を贈るようにしましょう。
それと、お歳暮の相場ですが「5000円以内」が相場となります。
目上の人、お世話になっている人へお歳暮を贈る際は、「1万円前後」を意識すると良いでしょう。
ただし、目上の人、お世話になっている人が「お歳暮は不要」と言っている場合は、その意見を反映してお歳暮を控えるのもマナーです。