ホワイトデーはどのようにして誕生した?
今では定着している特別な日に、「バレンタインデー、ホワイトデー」が存在します。
バレンタインデー、ホワイトデーともに、「気になる相手、もしくはお世話になっている人へチョコを贈る」というのが定番化していますが、なぜ、バレンタインデーだけでなく、ホワイトデーも存在するのか・・・というと、あまり知られていないことが多く存在します。
そんな日本の贈り物事情についてですが、本来であれば「まとめてバレンタインデーに贈り物を贈れば」・・・、と考えてしまう人も多いでしょう。
ですが、次のような理由もあってホワイトデーは存在しています。
まず、ホワイトデーは「元々、マシュマロデー」という扱いでした。
つまり、バレンタインデー、ホワイトデーともに「チョコを贈るのが当然ではなかった」のです。
しかし、なぜホワイトデーにマシュマロを贈るのか・・・となります。
その理由ですが、マシュマロデーは「福岡市にある和菓子屋さん」から始まったとされており、今でも、マシュマロデーを知っている人もいるという状況なのです。
そして、なぜマシュマロを選ぶ人が多いのか?というと、それは「人気のお菓子」として昔から知られていたからです。
また、マシュマロの色は白色です。
そのため、マシュマロの色からマシュマロデーがホワイトデーとなり、今では白色のチョコレート、もしくは白色のお菓子を、バレンタインデーと同じ理由で贈る人が増えています。
ただ、バレンタインデー、ホワイトデーは完全に一緒というわけではありません。
というのも、バレンタインデーは「告白」が多く、ホワイトデーは「告白に対する礼儀、応答」というケースが増えているからです。
バレンタインデーにお手製のチョコを贈り、好きだという気持ちを伝える・・・、そして、ホワイトデーにお返しをもらえた場合は、「告白に応えてくれた」という流れになるのです。
2つの行事のようで1つの行事としてまとまっているのも、バレンタインデー、ホワイトデーの特徴と言えるでしょう。
ホワイトデーの取り組みなど
今でも、ホワイトデーを定着させる取り組みは数多く存在します。
例えば、バレンタインデーのように、ホワイトデーも「手作りチョコを作るべき」という考えが広まりつつあります。
男性が手作りチョコ?と思ってしまいますが、手作りチョコそのものはそれほど難しくありません。
また、大人の場合は「レストランなどで食事を楽しんでからチョコを渡す」、という習慣も今では存在しています。
レストランのスタッフが協力してくれる形で、チョコを渡す際にはサプライズイベントとして花束も手渡される、もしくは演出担当のスタッフが演奏を行う、といったサービスを行ってくれるケースまで存在するのです。